蔵前の小さな茶の家 【norm tea house】 -茶は自由で多様で面白いのだ

下町の路地にあるこぢんまりとした佇まいのお店。通り過ぎてしまいそうなほど控えめな入り口をくぐると、そこには“お茶を自由に味わう時間”がそっと広がっています。

以前、KOKUYOが運営する「THINK OF THINKS」で購入したお茶が『ノーム』というブランドで、ずっとそのお店に行きたかったのです。

それが蔵前にあるお茶屋さん『norm tea house』。

目次

norm tea house

norm tea house
(最新情報は公式サイトをご確認ください)

norm tea house を立ち上げたのは、長谷川 愛(はせがわ あい) さん。彼女は、茶畑や生産現場と向き合いながら、日本茶の魅力を伝える様々な活動を行ってきたそうです。

お店では煎茶だけでなく、紅茶・烏龍茶・釜炒り茶など、様々な茶を扱っており、店内のカウンターで好きなお茶を好みの飲み方で楽しむことができます。

また茶葉だけでなく、お茶を手軽に楽しめるアイテムも取り揃えていて、それらのアイテムもお店のらしさが全開な感じです。

内装は古民家を改装したような作りで、2階はワークショップなどを行うスペースもあるとのことでした。

この街にちゃんと馴染む、素敵なお店。

VI(ビジュアルアイデンティティ)は、小林一毅さんによるデザイン。ロゴもパッケージもショッパーもお茶屋さんらしくなくて、お店と店主さんの世界観が表現されています。

ショッパー、可愛い。

購入品

何回か訪れ、購入した茶やモノたちを紹介。

まず茶葉は、おくみどり。

パッケージも可愛い。裏面には様々な淹れ方が丁寧に記載してあります。ミルクブリューってのもあるの!お茶って自由なのねって感じです。

茶葉はこんな感じです。(わかりづらいけど。)しっかり広がってくれそうな葉っぱ。

お味は、ラベルに記載のあった通り、優しい甘みと柔らかな旨味で、とにかく飲みやすい。

もう一つの茶葉は、つゆひかりという品種。

(写真撮る前に開けてしまった。。)

茶葉。こんな感じ。(写真じゃわかりづらい)

お味の第一印象は、爽やか。渋味もありますが、いい意味で日本茶らしくない味でした。

水出しでも、ミルクブリューでも飲んでみようっと。

茶葉の他に購入したのは、茶海と冊子「茶話(SAWA)」です。

まず茶海。

背の高い茶海なので熱いお茶やお湯を入れても、上の方を持てば熱くありません。

タンブラーに足と口ばしついた、なんだか愛嬌のあるカタチが可愛い。

注ぎ口が非常に美しい。

そして冊子「茶話(SAWA)」。

「茶話」はお店のZINEというかブランドブック的なものですが、これが非常に面白い。

お茶の概要や製茶工程がわかりやすく書いてあるだけでなく、生産者さんの様子や人となりも垣間みれて、お茶って自由で楽しいんだなと。

そこに店主の長谷川さんの想いもちゃんと添えてあって、お茶好き、生産者さん好きがとっても伝わります。

最高。

ここで紹介しきれなかった生産者さんもたくさん。それぞれに美味しい、楽しいお茶を届けてくれている。

茶話の背表紙の写真が素敵。

地元に根付いている、いいお店なのが伝わります。

また近々行こうと思います。こういうお店、家の近くにできないかなぁ。

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この記事を書いた人

元インハウスのプロダクトデザイナー。三角屋根の小さなお家で、妻と息子とチワワと生活しています。

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