新しい炊飯器を購入したというハナシ。
先日、約10年使用した炊飯器が故障した。
自分たちが結婚式を挙げた際に、その費用をクレジットカードで支払いしそのポイントで購入した炊飯器。
その炊飯器が故障し、少しの間は土鍋でお米を炊いていたのだが、子供のお弁当や忙しい日々での夕食の際はやはり面倒。
ということで新たに炊飯器を購入した。
炊飯器市場
炊飯器のシェアトップは、象印マホービンらしい。その後にパナソニック、タイガー魔法瓶が続く。
某家電量販店でも売れ筋は象印、タイガーとのこと。最近は各社高価格帯のモデルを販売することが増えており、10万円以上するモデルも多数販売されている。
炊飯温度を高くすることでお米が甘味やツヤを際立たせるらしい。
ただ今回は急遽の故障のため、一般的な価格帯(3〜5万円程度)の製品を購入することにした。また今まで使用していた炊飯器は3合炊き。3人家族なので今のところ、幼稚園のお弁当などを用意しても3合炊きで足りている。そもそも炊飯器を置く食器棚は30センチなので3合炊きのサイズが妥当。
各メーカーの見た目
象印もタイガーも見た目はさほど変わらず。
ずんぐりと丸みを帯びた大きな筐体(バイクのヘルメットのような)に、これでもかというほどの大きなボタンと文字。
艶やかな鏡面仕上げにメッキパーツ。
誰でも使えるように配慮したであろう操作部。
ただ、それらが個人的にあまり好みではなく。。
我が家はリビングからキッチンが見える、そしてキッチンにある食器棚の上に置かれる炊飯器もリビングから見えるのだ。
可能な限り、美しい形状であまり主張はしないでほしい。
そして前述の通り、食器棚の奥行きは30センチしかないのでそこに置けるコンパクトな商品がよい。
選択肢は二択
数ある炊飯器の中でよさそうなモノは2つ。
ひとつは日立の炊飯器。 5.5合 RZ-V100GM K フロストブラック。
圧力とスチームIH。圧力&スチームは、ふっくらと甘みのあるご飯に炊き上がるらしい。
また蒸気カットなので、蒸気で周りの壁や棚が湿ることがない優れもの。
もうひとつはPanasonicの炊飯器。SR-CR10A-K。
炊飯だけでなく自動調理鍋にもなり、無水調理や低温調理など、多様な調理にも対応する。
何より見た目が美しくコンパクト。小型の円筒形状。5合炊きでありながら、パナソニックの既製品の3合炊きサイズよりも設置面積が小さい。
ちなみに前モデル(同形状)は、2022年のグッドデザイン・ベスト100に選出されている。
購入したのは、PanasonicのSR-CR10A-K
購入の決め手は、ずばり設置面積。食器棚の上に問題なく置くことができるサイズでありながら、5合炊きに対応しているのは有難い。
苦労したであろう設計、徹底してコンパクトにこだわった製品だということがなんとなく伝わる。
そして見た目。キッチンに置かれた時の佇まいがしっくりくる。本体天面が完全にフラットなので、立つしゃもじが安定して立つ!
蓋と本体の絶妙なテクスチャーの違いがよい。天面の小さな角Rは全体を引き締めて、炊飯器にありがちなダルい形状とは一線を画す。
操作部はタッチパネル。完全フラットで表記もシンプル。
このようなモノが住空間にあると非常に気持ちがよい。
そして、デザイナーの意図が明確。なんか勇気が出るぞ。
グッドデザインの説明に、私の感じていたこと(前述の、「一般的な炊飯器の形状が個人的にあまり好みでなく。。」)を上手く言語化された一文があった。
従来の炊飯器は煩雑な操作表示と、四角とも円形でもない工業製品の特徴的な形でキッチンに置くと異質の存在であった。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/11459
まさに。
ちなみに肝心の炊き加減、おいしさはマル。
気持ち硬めに炊き上がりますが、個人的に硬めのごはんが好みなのでよい。気になる方は硬さの設定を変えるとよいかも。
機会があれば、無水調理とかもチャレンジしてみようかと。
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